ラファエル・グイティエレス
少年のころから武道に興味を示したラファエル・グイティエレス氏は、サンディエゴ州大学卒業後、1997年ベリーズに渡り医学大学に入学した。その際、同級生のすすめで、本格的に糸東流空手の稽古を始めた。
2001年の卒業後、教育現場でキャリアをめざしながら武道の修練を継続した。2007年、解剖学と生理学の教授を勤め、初めて沖縄を訪れた際、松源流の田場兼靖先生と出合った。この一ヶ月の滞在が彼の人生を変えた。アメリカに戻り、沖縄で得た知識を研究し、2011年に再び一ヶ月沖縄に滞在した。
田場先生が2012年、父が2013年に亡くなり、サンディエゴ州大学の教授職を辞めて松源流空手の道を選び三度目来沖した。本国に戻り、サンディエゴでThree Coral Dojo (サンディエゴ)を設置し、空手の指導と共に様々な医学関係のセミナーを指導する。
武道雑誌での記事を掲載し、2冊の本も発刊している。